2012年04月04日

第17回…マンハッタンスカイ



ごめんジョーカプチーノ,これで3回くらい飛ばしてるわw

まもなくこの研究所書き始めて1年ですか。更新16。少ないですね。1回書くのに2時間くらい掛かるのが難点。結構詳しくやってる分,それくらい掛かるのです。。。

今回はジョーカプチーノやるところを,また予定変更。マンハッタンスカイやろうかなと。引退は妥当として,種牡馬入りするとは思わなかった。非常に面白いです。その発想した人と友達になりたい。


第17回マンハッタンスカイ(父マンハッタンカフェ,母デック,母父ゴーフォージン,母母父コックスリッジ)

マンハッタンカフェってのは,サンデー系の中でも異色の種牡馬。切れ味勝負だろうが持続力勝負だろうが来る。タキオンには切れで劣るし,ダンスやステイゴールドの持続力には叶わないけど,どのコースでも来れる器用さならサンデー系随一。

産駒のパリュエーションも豊富で,切れるやつからジリ脚まで様々。ショウナンマイティとマンハッタンスカイが同じ種牡馬の子っていうんだから血統は奥深い。

ということでマンハッタンスカイをやろうと思う。

マンカフェの成功パターンとして有名なのは,マンカフェ×ニジンスキー系。マンカフェ×カーリアンのレッドディザイアが代表格。

マンカフェは他にもミスプロやブラッシンググルームと相性がいい。ミスプロ相手だと母父キングマンボでアントニオバローズがいる。
マンカフェの子で500キロ以上の子は先行馬になりやすくて,パワーが強調された配合のマンカフェに多い。

マンハッタンスカイもそのうちの1頭で,母父ゴーフォージンはリボー系。マンカフェの母父がリボー系ローソサイエティだから,リボー6×5ができる。薄いけど,これについては後述。


ゴーフォージンは名種牡馬プレザントタップの半弟で,配合がかなり近い。自身はケンタッキーダービー馬。ヨーロッパのリボー系は絶滅寸前だけど,アメリカのリボー系はプレザントタップがタップダンスシチー,ゴーフォージンがアルバートザグレートを出して,アルバートザグレートがアルバータスマキシマスと,ノービズライクショービズの大物2頭出したことにより,この系統がリボーを繋げる大事な役割を担ってる。

リボー系は母系に入るとスタミナと底力を補強する重要な存在になるけど,父系はスピード不足になるから後継種牡馬が育たない。タップダンスシチーとかデビッドジュニアがいい例で。それ考えると孫の代でノービズライクショービズとか出してるゴーフォージンは凄い。

ただ,ゴーフォージンは気性難の子が多くてなかなか日本生産者が購買することがなかった。日本でも直子はほとんど走らず。当たり外れが大きいし気性難だとなかなか買いたくないよね。


話戻して。

マンハッタンスカイの母デックは,リボー系ゴーフォージン×ターントゥ系コックスリッジ×ミスプロ×ニジンスキー。
マンカフェと相性のいいミスプロとニジンスキーが母系の底にあることで,走る下地はあった。というより,マンカフェ向きの繁殖牝馬だったということ。リボー系繁殖だから産駒のデキはバラツキが大きく,当たるかどうかは賭け。

ニジンスキーとミスプロを一緒に持った配合のマンカフェにメイショウレガーロがいるように,この配合パターンは先行の切れない馬になりやすい。スカイもそういう馬になった。

で,福島記念勝って引退。これで種牡馬になれんのな。


マンハッタンスカイ自身の配合がキレと無縁でリボー6×5持ってることから,産駒は基本スピード不足。小回り向きで洋芝や乾いた砂がいいはず。根本的なスピード不足を解消するためにはミスプロの強いクロスを作らなきゃいけないから,エンドスウィ―プあたりが入れば多少はマシなのが出てきてもいい。エンドスウィ―プ牝馬にマンハッタンスカイ付ける酔狂な人がいればだけど。

むしろ怖いのは,リボークロスを狙って付けようとする人がいた場合。スピード血統がおおまかにいえばミスプロくらいしかないから,リボー6×5に更に補強すれば,未勝利勝ちあがりが6月の2200とかになる。下手すりゃ2600でもスピード不足がありえる。

仮にスリーロールスの牝馬に付けた場合が一番怖い。
その子はリボーの7×6×8×7になる。

リボーもそうだけど,こういうスタミナ型で底力を伝える種牡馬が母系の底で大量のクロスが発生すると,スピード配合が足りなくても爆発する場合がある。1000頭に1頭くらいの確率だろうけどw当たったらどうしようね。場外ホームランで近くの川までボール飛んでくぜ。


一番ありそうな配合は母父フォーティナイナーだった場合か。

マンハッタンスカイ×フォーティナイナーだと,リボーの7×6×5,ミスプロの5×3っていうバランスが取れそうな配合。マンハッタンスカイはインブリードを苦にしない体質の強さがありそうだし,この配合の馬はちょっと注目しておきたいかな。

最近サンデー×リボー系×フォーティナイナーっていう組み合わせからダノンヨーヨー出たりと,この配合パターンが成功しそうな勢いがある。ニジンスキー内包もヨーヨーと一緒。

だからといってマンハッタンスカイ産駒が成功するとは思えんがw


結論…母父フォーティナイナーだとワンちゃんありそう,母父スリーロールスだともしかしたら特大ホームラン

100打数1安打99三振が基本だと思うけど。


次回はジョーカプチーノ…って言ってやらないパターン続いてるからなw一応ジョーカプで。
posted by ふみお。 at 22:22| Comment(5) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

第7回…ミラノムーン


ドイツ血統特集第3弾。割とメジャーなドイツ血統馬ペルレンケッテ⇒エセドイツ血統馬フルアクセル⇒モノホンのドイツ血統馬ミラノムーンときたもんで。


前からミラノムーンについてはやってみたかった。たぶんJRAの現役馬の中で、一番謎な血統構成だと思う。かくいう俺も、父や母父とか、この馬を通して初めて知った。

そんな感じで第7回。



ミラノムーン(父タネンケーニッヒ、母ムーンラヴ、母父ゴンザレス、母母父Dschingis Khan)


ネットケイバの血統表が出ない馬はこのミラノムーンくらいでは。それくらい存在がレア。現在500万条件のお馬ちゃん。このブログでマイナーな馬取り上げるのは今に始まったことじゃないけど、ミラノムーン特集やる人はよほどの物好きだと思われる。


父タネンケーニッヒはドイツ2000ギニー3着馬。母は未勝利。Mラインということがかろうじて分かる程度。タネンケーニッヒの種付け料は20万ちょっとらしい。日本で言えば、皐月賞3着馬を父に持つJRA未勝利馬がドイツに売られて走ってるようなものか。


父タネンケーニッヒの父はサドラーズウェルズの全弟フェアリーキング。なんだ、割とまともな馬じゃんと思った方、そうです、タネンケーニッヒ自体はアイルランド産馬ですからね。

ただ、タネンケーニッヒの母系がドイツ血統(Tライン)。母系の奥にDラインも持ってる馬。ドイツ血統らしい母系ですね。そして誕生したのがタネンケーニッヒ。ドイツ2000ギニー3着ということは、まだスピードはあるということ。フェアリーキングは割と距離の対応力がある分、これは納得できる。


一方母父ゴンザレスはアイルランドセントレジャー馬。2800のレースね。この馬はドイツ血統じゃなくて、その父ヴェイグリーノーブルから分かるように、明らかなステイヤー。このヴェイグリーノーブルは後々意味を持ってくると思う。


牝系はもはやカオス。ドイツの名種牡馬ネッカーのクロスとか、何の役に立つのだろう…Dschingis Khanのクロスとか、あってどうする…もはやなぜ買ってきた。。。

生産者に『ティマーマン夫人』って書いてあるけど、誰よ…


かなり重めの血統表だけど、牝馬の分軽さがあって短い距離に対応できている。ダートは合わんね。芝でこそ。それは未勝利勝ちの時に証明されてる。あの時複勝獲ったけど、先物買いは大事。

今はまで折り合い難を抱えてて長めの距離は無理だけど、いずれ小回り1800とかで馬券になってくるはず。今はまだ、距離短縮の時に狙うのがベター。


この馬についてもう少し書くと、母父父がヴェイグリーノーブルという点がいい。凱旋門賞馬ヴェイグリーノーブルは、父としてはイギリスダービー馬エンペリーとかで日本で失敗しちゃって影が薄いけど、母系に入ると確かなスタミナを伝える。

ヴェイグリーノーブルやバステッドといったスタミナ種牡馬は、切れ味に頼りがちなサンデー系にスタミナを注入する分相性がいい。

実際、父サンデー系で母系にヴェイグリーノーブルを持った馬に、トーセンラーがいる。結果は出てる。


それを考えれば、ミラノムーンが繁殖入りして、サンデー系を交配すれば、面白い産駒が出てきてもいい。そもそも繁殖入りできるのかよくわかんないけど…


結論。今はまだ折り合い難で、短めの距離か距離短縮でしか結果は出ないけど、いずれは小回り1800で走ってくる馬になるはず。母系に入っている種馬を見る限り、繁殖牝馬としてサンデー系を付けると面白いかも。てん、そもそもなんでこんな馬輸入してきたよ…


サンデー系を付けると言っても、スペシャルウィークとかじゃないと思うな。ネオユニは多少重くなりそう。ディープインパクトあたりが理想だけど、マンカフェが一番結果出してくれそう。

タキオンが生きてればなぁ…タネンケーニッヒの父フェアリーキングを考えると、たぶんにタキオンとの交配が一番結果出てたはず。言ってもしょうがないんだけど。。。



次回は第8回。昨日引退したカジノドライヴの種牡馬入りを記念し、彼が種牡馬として大して活躍できないであろうことを予測したい。
posted by ふみお。 at 03:26| Comment(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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