2011年07月08日

第9回…クリーン


現役馬を取り上げたのは、今回で6頭目。6頭目にして、初めてのオープン馬。オープン馬より、500万の馬取り上げるほうが速かったw

そんな感じの6頭目、世間ではただのデブ、メタボ、という認識でしょう。でも彼、世界的な良血なんです。母はアイルランドダービー馬の妹、父はイタリアダービー馬、近親にG1馬どっさり。

ええ、良家のおぼっちゃんですね。それが第9回のネタ



クリーン(父ホワイトマズル、母モザーティアナ、母父ニジンスキー、母母父バックパサー)


602キロで勝利したJRA記録保持馬。最近はゲートにギリ入るかっていうサイズに。記念すべきゲートに入れない馬1号になるかもね。

世間のクリーンのイメージは、『デブ』で間違いないでしょう。

でも、クリーンは世界的名門の出。世界でも5本の指に入るBest in Showの一族出身の超エリートw日本での扱いはデブキャラだけど、海外でこの血統表見せたら種牡馬入りのオファーまである。たぶん。



とりあえずBest in Showの一族にあたる馬を書いていきたい。()内はクリーンから見てごく近親にあたる馬との関係。


・トライマイベスト…ヨーロッパ2歳チャンピオン、名種牡馬(伯父)
・エルグランセニョール…愛ダービー馬、ロドリゴデトリアーノの父(伯父)
・Castle Gandolfo…G1レーシングポストT2着、種牡馬(いとこ)
・フサイチパンドラ…エリザベス女王杯馬(いとこ)
・ジャジル…G1ベルモントステークス勝ち馬、種牡馬
・ラグストゥリッチズ…G1ベルモントステークス、ケンタッキーオークス勝ち馬
・カジノドライヴ…G2ピーターパンステークス勝ち馬、種牡馬
・スピニングワールド…G1ジャックルマロワ賞連覇など、G1を5勝、種牡馬
・デノン…アメリカG1を4勝、種牡馬
・チャイムズオヴフリーダム…G1コロネーションステークス勝ち馬
・アヴァイアンス…G1フィーニクスステークス勝ち馬

他…ベストアルバム、トーホウシデン、ダンディズム、アンハートフェストetc…


とりあえず挙げるとこのあたり。Best in Showの一族は、セックスアピールからの牝系、ジャジルとかの牝系、スピニングワールドの牝系、アヴァイアンスからデノンなどの牝系などで、世界中でG1馬を輩出している。

クリーンはBest in Show直仔セックスアピールの牝系。同族にトライマイベスト、エルグランセニョール、フサイチパンドラ。超良血ですな。


トライマイベスト、エルグランセニョールの妹に、イタリアダービー勝ってキングジョージ2着のホワイトマズルを付けて誕生したのが、クリーン。


ただのデブではないね。簡単に例えれば、父が財閥の出で、母が皇族の血を引く、大会社の孫娘みたいな感じか。何不自由なく成長してメタボになりましたって感じ?

そんな良血馬が小田切に買われてオダギラーの一員に。馬の一生もどうなるかわからんね。


セックスアピールの牝系の特徴は、Best in Showの一族の中でもスタミナ、硬さ、底力を伝える。スピニングワールドの牝系とは逆やね。

原因はセックスアピールの父がバックパサーという点だと思う。バックパサーの硬さをニジンスキーの柔らかさで中和してたんだけど、その牝馬にホワイトマズルを付けた分、スピード<スタミナになって、日本ではダートしか走れなくなってしまったんだと思う。

事実、母モザーティアナで成功したのはクリーンくらい。日本ではスピード不足なんだろうな。クリーンもダート中距離で上がりが掛かるほうが好走してるし。


モザーティアナと似たような性質に出てるのが、モザーティアナの妹であるロッタレース。父ヌレイエフで硬さのほうが強調されてしまった。その分牡馬に大物が出なかったけど、サンデーサイレンスを付けて牝馬に出た分、フサイチパンドラという大物が出た。ロッタレースの仔は、父サンデー以外でまだ活躍馬は出てない。

ということは、フサイチパンドラの仔も、パワータイプの種牡馬付けたら活躍しないということが分かる。今年の2歳も、来年の2歳も、フサイチパンドラの仔は父シンボリクリスエスなんですねwつまり厳しいということです。POGで指名したみなさん、来年は指名を見送ったほうがいいと思われます。ダートしか走りません。


モザーティアナも高齢で、繁殖牝馬として引退した可能性が高い。クリーン自身も7歳。もう伸び代は少ない。

ただ、今は夏。夏のローカルのダート1700なら動いてくる。マクってどこまで。逆にここで動けなかったら、もう厳しいんだと思う。高齢まで動く母系だし、まだ諦める歳じゃないはずだが…


そんな感じ。結論。ダートしか走れない。クリーン自体は体が絞れる夏のほうが走る。高齢になっても走るが、パワーがありすぎて、ダートの中距離がベスト。近親の馬も、スピードタイプの種馬付けないと、活躍馬は出てこないはず。芝を走るのは至難の業


次回、第10回は、先週やっと未勝利を脱出したシルクレイノルズを取り上げたい。次にオープン馬を取り上げるのはいつになるんだろうか…
posted by ふみお。 at 03:17| Comment(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

第1回…グランサンク


いきなり500万になったばかりの馬からw

昨日ツイッターに書いた分のコピペ。次回からはまともに書こうと思う。



グランサンク(父ジャングルポケット、母グランシェール、母父ビゼンニシキ、母母父ゼダーン)


先週日曜中山6レースを勝ったグランサンク。準オープンまで出世してるガンドッグの全弟。兄貴はダート馬。ところが弟は芝で良さが出た。母父がビゼンニシキ。ダンディルートを考えると芝向きの母系。

グランサンクの母系を辿ると、オーハヤブサの牝系にあたるのがわかる。ドラゴンファイヤーやダイワテキサスとは遠い親戚。
しかもこの馬、ゼダーンの3×5っていう一風変わったクロスも持ってる。気性が荒くなる配合だけに距離は持たないけど、ちょっとやそっとのハイペースじゃ止まらないはず。

要は、このグランサンクのお母さんがなかなか渋いということを強調したい。数々の名馬を輩出する、千代田牧場の牝系出身。
ナスルーラのクロスを持つビゼンニシキ産駒といえば、ダイタクヘリオスと一緒。ダイタクヤマトもナスルーラのクロスを持ってた。気分屋だけど、ハイペースで行っても止まらない子を出しそう。いかにも中山の芝、ダート1200向き。

ビゼンニシキはシンボリルドルフ時代の名脇役だが、この手の血統が今も脈々と続いていることが嬉しい。


次回はアドマイヤコスモスあたりを。

グランサンクは今回の未勝利を好時計勝ち。まだまだ上を狙えそうな素材だと思う。
posted by ふみお。 at 05:01| Comment(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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