2012年04月04日

第17回…マンハッタンスカイ



ごめんジョーカプチーノ,これで3回くらい飛ばしてるわw

まもなくこの研究所書き始めて1年ですか。更新16。少ないですね。1回書くのに2時間くらい掛かるのが難点。結構詳しくやってる分,それくらい掛かるのです。。。

今回はジョーカプチーノやるところを,また予定変更。マンハッタンスカイやろうかなと。引退は妥当として,種牡馬入りするとは思わなかった。非常に面白いです。その発想した人と友達になりたい。


第17回マンハッタンスカイ(父マンハッタンカフェ,母デック,母父ゴーフォージン,母母父コックスリッジ)

マンハッタンカフェってのは,サンデー系の中でも異色の種牡馬。切れ味勝負だろうが持続力勝負だろうが来る。タキオンには切れで劣るし,ダンスやステイゴールドの持続力には叶わないけど,どのコースでも来れる器用さならサンデー系随一。

産駒のパリュエーションも豊富で,切れるやつからジリ脚まで様々。ショウナンマイティとマンハッタンスカイが同じ種牡馬の子っていうんだから血統は奥深い。

ということでマンハッタンスカイをやろうと思う。

マンカフェの成功パターンとして有名なのは,マンカフェ×ニジンスキー系。マンカフェ×カーリアンのレッドディザイアが代表格。

マンカフェは他にもミスプロやブラッシンググルームと相性がいい。ミスプロ相手だと母父キングマンボでアントニオバローズがいる。
マンカフェの子で500キロ以上の子は先行馬になりやすくて,パワーが強調された配合のマンカフェに多い。

マンハッタンスカイもそのうちの1頭で,母父ゴーフォージンはリボー系。マンカフェの母父がリボー系ローソサイエティだから,リボー6×5ができる。薄いけど,これについては後述。


ゴーフォージンは名種牡馬プレザントタップの半弟で,配合がかなり近い。自身はケンタッキーダービー馬。ヨーロッパのリボー系は絶滅寸前だけど,アメリカのリボー系はプレザントタップがタップダンスシチー,ゴーフォージンがアルバートザグレートを出して,アルバートザグレートがアルバータスマキシマスと,ノービズライクショービズの大物2頭出したことにより,この系統がリボーを繋げる大事な役割を担ってる。

リボー系は母系に入るとスタミナと底力を補強する重要な存在になるけど,父系はスピード不足になるから後継種牡馬が育たない。タップダンスシチーとかデビッドジュニアがいい例で。それ考えると孫の代でノービズライクショービズとか出してるゴーフォージンは凄い。

ただ,ゴーフォージンは気性難の子が多くてなかなか日本生産者が購買することがなかった。日本でも直子はほとんど走らず。当たり外れが大きいし気性難だとなかなか買いたくないよね。


話戻して。

マンハッタンスカイの母デックは,リボー系ゴーフォージン×ターントゥ系コックスリッジ×ミスプロ×ニジンスキー。
マンカフェと相性のいいミスプロとニジンスキーが母系の底にあることで,走る下地はあった。というより,マンカフェ向きの繁殖牝馬だったということ。リボー系繁殖だから産駒のデキはバラツキが大きく,当たるかどうかは賭け。

ニジンスキーとミスプロを一緒に持った配合のマンカフェにメイショウレガーロがいるように,この配合パターンは先行の切れない馬になりやすい。スカイもそういう馬になった。

で,福島記念勝って引退。これで種牡馬になれんのな。


マンハッタンスカイ自身の配合がキレと無縁でリボー6×5持ってることから,産駒は基本スピード不足。小回り向きで洋芝や乾いた砂がいいはず。根本的なスピード不足を解消するためにはミスプロの強いクロスを作らなきゃいけないから,エンドスウィ―プあたりが入れば多少はマシなのが出てきてもいい。エンドスウィ―プ牝馬にマンハッタンスカイ付ける酔狂な人がいればだけど。

むしろ怖いのは,リボークロスを狙って付けようとする人がいた場合。スピード血統がおおまかにいえばミスプロくらいしかないから,リボー6×5に更に補強すれば,未勝利勝ちあがりが6月の2200とかになる。下手すりゃ2600でもスピード不足がありえる。

仮にスリーロールスの牝馬に付けた場合が一番怖い。
その子はリボーの7×6×8×7になる。

リボーもそうだけど,こういうスタミナ型で底力を伝える種牡馬が母系の底で大量のクロスが発生すると,スピード配合が足りなくても爆発する場合がある。1000頭に1頭くらいの確率だろうけどw当たったらどうしようね。場外ホームランで近くの川までボール飛んでくぜ。


一番ありそうな配合は母父フォーティナイナーだった場合か。

マンハッタンスカイ×フォーティナイナーだと,リボーの7×6×5,ミスプロの5×3っていうバランスが取れそうな配合。マンハッタンスカイはインブリードを苦にしない体質の強さがありそうだし,この配合の馬はちょっと注目しておきたいかな。

最近サンデー×リボー系×フォーティナイナーっていう組み合わせからダノンヨーヨー出たりと,この配合パターンが成功しそうな勢いがある。ニジンスキー内包もヨーヨーと一緒。

だからといってマンハッタンスカイ産駒が成功するとは思えんがw


結論…母父フォーティナイナーだとワンちゃんありそう,母父スリーロールスだともしかしたら特大ホームラン

100打数1安打99三振が基本だと思うけど。


次回はジョーカプチーノ…って言ってやらないパターン続いてるからなw一応ジョーカプで。
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posted by ふみお。 at 22:22| Comment(5) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月01日

第16回…ウオッカ


ジョーカプチーノをやる予定でしたが、お問い合わせもあるしJCあったということもあり、第16回はウオッカをやろうかなと。

久々に書くけど、日本馬でウオッカクラスのメジャーな馬やってないもんだから、逆に内容薄そうw

まあのんびり書きますかね。



第16回ウオッカ(父タニノギムレット、母タニノシスター、母父ルション、母母父トウショウボーイ)



俺ね、ダイワスカーレットのほうが強いと思ってるから正直ウオッカが最強っていうのには違和感しか感じないのよ。

ただ、ウオッカは肝心な時に勝つ、それがウオッカの血統を紐解く上でポイントになってくるんじゃないかなと。


ウオッカの血統の特徴は、ずばり戦績によく表れてると思う。

黄菊賞2着⇒阪神ジュベナイルF1着
桜花賞2着⇒ダービー1着
ヴィクトリアマイル2着⇒安田記念1着
毎日王冠2着⇒天皇賞秋1着

つまりそういうことかと。ペースが緩む⇒へぐる⇒ペースがきつくなる⇒爆発する。ちょっとダンスっぽいね。


その原因が父タニノギムレットなんだと思う。タニノギムレットはブライアンズタイム(ロベルト×リボー)×クリスタルパレス×シーバード×グロースターク(リボー)。

このブログでは取り上げてるけど、重いね。リボークロスを持ってるロベルト。それにフランスダービー馬クリスタルパレス、そこに凱旋門賞馬シーバード。単体だけだと底力の塊みたいな血統。そりゃタニノギムレットダービー馬になりますわ。

逆に種牡馬入りしてからは大物と小物の差が大きい。勝ち上がり率も高くない。それはタニノギムレットの血統の重さから来てる。鈍重な血統はそんなもんだ。逆に言えば、配合がハマれば大物が出せるということ。


その鈍重さを解消するためにはある程度のスピードが必要。ただ、スピードだけじゃダメなんだわ。上質なスピードにそれを持続できる力、キレを伝えてやらないと開花しないし、鈍重な種牡馬を活かすには母系もある程度の底力ある配合じゃないとダメなわけで。


他のタニノギムレット産駒である程度活躍してる馬は母父サンデーという事実がそれを物語ってる。
いい例がスマイルジャックで、スマイルジャックは母の配合がサンデー×マルゼンスキー×セントクレスピンとスペシャルウィークと一緒。スピード、スタミナ、底力の面で優れた配合の母に付けてああなった。


タニノギムレット産駒はロベルトっぽさもあるけど、グレイソヴリンが強く出てて。スパッと斬れるというか、持続力ある末脚。それは母父がグレイソヴリン系クリスタルパレスだから。トニービンっぽさがある。だからこそ中山下手の直線長いコース向きだったわけで。

グレイソヴリンは淀みない流れに強いし、ロベルトは距離延長を苦にしない。JCを勝てたのはそういうことだと思うし、実際この年のJCは例年より流れが速かった。あの年のJCがスローペースだったら、ウオッカはたぶん勝てなかっただろうし、馬券になってなかったと思う。

だから小回りばかりだった昔の競馬ではこんな配合だと走らんわけで、ウオッカは今の時代にマッチした馬だったということになる。



ウオッカに関しては、母父がルション。ルションはマイラーだったけど、父としてメルボルンカップを勝ったヴィンテージクロップを出してるように、ステイヤーも出せる潜在的スタミナを持ったマイラー。

母タニノシスターは短距離馬だったけど、母が短距離馬だからって子も短距離馬だとは限らないわけで。


母系をたどると、いわゆる『小岩井牝系』にあたる。小岩井牧場が明治時代に輸入した20頭の繁殖牝馬のうちの1頭、フロリースカップの子孫にあたるのがウオッカ。フロリースカップの曾孫であるシラオキから派生したシラオキ系は、日本で数々の名馬を送り出してる。

シラオキ系の名馬はスペシャルウィーク、マチカネフクキタル、シヨノロマン、サンエイソロン、シーイズトウショウ、テイエムドラゴンなど。

スペシャルウィークやマチカネフクキタルが出てるように、潜在的なスタミナがある。だからこそルションと掛けて短距離馬が出ようが、その血統に潜在的に入ってるスタミナは失われず、その仔に引き継がれるというパターンだと思われるね。父タニノギムレットだったらそのスタミナ面でのプラスが出るだろうし。これが父バクシンオーとかだったら素直に短距離になってたと思う。


ウオッカの祖母であり、タニノシスターの母であるエナジートウショウの血統はなかなかロマンを感じさせるね。トウショウ牧場の至宝ソシアルバターフライの仔トウショウボーイを父に持ち、母はシラオキ系の流れを汲むコーニストウショウ。

タニノシーバードやソシアルバターフライ、シラオキと、日本の競馬を作ってきた名牝に、ブライアンズタイムというリボーを持った名種牡馬を掛け合わせてできたタニノギムレット。


たぶん、ウオッカは配合段階で狙って付けられたんだと思う。タニノギムレットを生産したカントリー牧場は、タニノギムレットが種牡馬として重厚すぎる血を持っていることが弱点だということを知っていたはず。それを活かすにはスピード面が強調されているタニノシスターを付ければ、うまくハマれば母系の底力も一緒に開花するんじゃないかと。

ただ、ハマるかハマらないかはもう運よね。ウオッカの半妹とか全妹とか全然ダメなのも納得。下地が整ってるからみんな走るってんだったら競馬は簡単。だから競馬は面白いわけで。


ウオッカは繁殖入りしてシーザスターズ付けてるけど、日本でデビューさせるんでしょう?
どう考えても重い。ケープクロス(ダンジグ系)×ミスワキなら日本向きの仔も出せるんだろうけど、母がタニノギムレットでは、サンデー系が入ってないとスピード不足か切れ味不足。少なくとも俺はPOGでこんなのは指名しないね。

日本に帰ってきて繁殖生活送るみたいだけど、今の日本でウオッカを活かすのはなかなか難しいなぁ…グレイソヴリンクロスを作っちゃいけないから、ハーツクライはダメだし。ディープだとリファールの分で先行脚質になるだろうし。

キンカメが一番いいんだろうけど、キングマンボは繁殖でポカあるから、当たり外れは大きい。キンカメ×サンデーの種馬が出てきたら、それに付けるのがベストだと思う。


そんな感じで結論…繁殖として血統的に打率低いけど飛距離は大きいタイプ。ただストライクゾーンが狭すぎるからそれをどう生かすか。今のままなら産駒は大して走らない


ということで次回は…ジョーカプチーノやるかなぁ。なんでもいいんだけど…ちょっとメジャー過ぎる気もする。
posted by ふみお。 at 04:36| Comment(0) | ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月04日

第15回…デインドリーム


本当はジョーカプチーノを第15回でやる予定でしたが、凱旋門賞をデインドリームが勝ってしまったということで、急遽。


今年のヨーロッパの血統地図がちょっとおかしなことになっている。それを中心に、血統から見る凱旋門賞と、今後のヨーロッパ競馬について少し書いていこうと思う。




第15回デインドリーム牝3(父ロミタス、母デインドロップ、母父デインヒル、母母父ハイトップ)


今年、3歳で凱旋門賞を制したデインドリーム。シュタルケが勝ってしまったw

デインドリームの父はロミタス。エリ女で4着だったシャラナヤと同じ。ヨーロッパの大レースを勝つためにはここまでしなきゃいけないのかというくらい重かったシャラナヤと比べると、一段階くらい軽い。それでも重いんだけど。

シャラナヤの場合はブラッシンググルーム系ナシュワン(バゴの父)に母父ダルシャーンという超ヨーロピアンだったけど、デインドリームは母父がデインヒル。よりスピードが強調されたように感じる。ただ、デインヒルは代を経ると距離をこなすし、母系の底にヴィミーがいたり異系がいたりと、シャレた配合。異系の牝系を基礎としているところはシャラナヤに似てる。


まずこの配合を語る上で、ロミタスという種馬について知ることか最初。1988年生まれのロミタスはバーデン大賞などを勝ってる。父がニジンスキー系ニニスキ、母父がドイツ血統ズルムー。ロミタスは母系がドイツ牝系にあたる。

ニニスキは父ニジンスキー×母父トムロルフ、つまりニジンスキー×リボーという重すぎて潰れそうな配合。自身も3000mが短いのではというくらいのステイヤーだった。母系に入ると良質なスタミナを伝えるけど、父系ではスピード不足が目立つ。

そんなニニスキに、時計勝負にも対応可能なドイツ血統であるズルムーの肌馬をつけて誕生したのがロミタス。ロミタスには時計勝負にも対応できる下地があるっちゃある。ただ、ここから高速決着に対応するためには、牡馬ではダメだし、牝馬に出ても母系にスピード豊かな配合、そして異系の牝系を下地にする必要かある。それがシャラナヤであり、デインドリームなのだろう。


デインドリームの場合、母父がスピード豊富なデインヒル。デインヒルは母父がリボー系ヒズマジェスティだから、上質な底力を伝える。デインドリームはリボーの5×5。普通この配合にリボークロス持ってれば牝馬でも鈍重な面があるけど、そこをナタルマの5×5×5というクロスで補うパターン。これがデインドリーム最大のポイントか。デインドリームがロンシャンで2分24秒台決着に対応できたのは、斤量もあるけれど、母父がデインヒルだったから。母父がもし他の馬だったらナタルマで中和しきれないところだった。


ただ、今回のロンシャンの馬場は衝撃的だった。

今年の夏のロンシャンは稍重でも2分26秒台が出たように、時計が速い。当日のフォレ賞(1400)で1分18秒台、2歳G1ジャン・リュック・ラガルデール賞で19秒台が出てるように、超高速馬場。

今年の凱旋門賞にはワークフォースやソーユーシンク、トレジャービーチ、ガリコヴァ、そしてリライアブルマンと柔らかい馬場巧者が多かっただけに、26秒台が出せていたメアンドルでも通用すると考えてたけど、予想以上に馬場が速かった。ロンシャンで24秒台が出るとはさすがに誰も思わないでしょうよw

そして今回の凱旋門賞は、サラフィナが人気になったことも大きかった。そうなると当然ソーユーシンクが動かない。だと前のマークが緩くなる。そして高速馬場で前が止まらない。ラビットが2着に逃げ粘ってしまう冗談。日本とはまた質の違う高速馬場だったと思う。


この日のジャン・リュック・ラガルデール賞を勝ったのがハットトリック産駒のダビルシム。この手の高速馬場になるとサンデーは異常に強い。

となると、サンデー系種牡馬が更に活躍しやすい状況が整ったと言える。ハットトリックの場合母父がリボー系ロストコードで底力に優れていることからG1であれだけの活躍が出来ているけど、母父ブライアンズタイムのサンデー系…たとえばサンライズペガサスなら似たような状況を作れる。フランスに輸出すればいいのにw



今年、ヨーロッパではフランケルが活躍した。日本ではこの馬だけしか注目されてないけど、問題なのは、今年のヨーロッパのギニー(1600)の勝ち馬たち。

・イギリス2000ギニー
勝ち馬フランケル(父ガリレオ、母父デインヒル)

・アイルランド2000ギニー
勝ち馬ロデリックオコナー(父ガリレオ×母父デインヒル)

・フランス1000ギニー
勝ち馬ゴールデンライラック(父ガリレオ×母父デインヒル)


みんなガリレオ×デインヒルだった。マイルはデインヒル直子のデインヒルダンサーの牙城。それがガリレオに席巻される異常事態。それだけ、母系に入ったデインヒルの活力が強いということになる。バックパサーの味付けでこうも変わるものか。

ロデリックオコナーの祖母の兄がイギリスの競馬史に残るステイヤーGildorunがいるように、母系はステイヤー血統るそれを1代だけでマイラーにするんだから、デインヒルの与える影響は相当大きい。

ガリレオは母アーバンシーの母系がドイツ血統。サドラー×ドイツ血統による傑作だった。そこにデインヒルで今大爆発中。

で、今回のデインドリームも、父の母がドイツ血統。そして母父がデインヒル。前述のガリレオに近い雰囲気を感じる。
1頭でロミタスの持つ鈍重さを打ち消すんだから大したもの。デインヒル×ドイツ血統×ニジンスキーがこの高速馬場に対応できるということは、今後マイル路線の高速化が進むにつれ、母父デインヒルの活躍が目立つだろうということ。サドラーズウェルズ×デインヒルがマイルで平気で1分33秒台を出す時代が来てる。

問題はサドラー×デインヒルが流行れば流行るほどノーザンダンサーの血の割合が濃くなっていくこと。ドイツ血統が隆盛を迎えているのは、その配合に頑強さとスピード勝負への対応力を加えているからだろう。


デインドリームが次ヨーロッパにやってくるようだけど、東京2400はランドが勝ったりエイシンフラッシュが勝ったりと、ドイツ血統の相性がいい舞台。いくら父ロミタスといえど、ズルムーとデインヒル持ってたら買わざるを得ない。人気なんだろうな…


そんな感じで長々と書いてきたわけですが、今後ヨーロッパの軸になるのは父ガリレオなどのノーザンダンサー×母父デインヒル×牝系ドイツ血統なんだろうなと。そこにキングスベストあたりが付けられれば、最高傑作が出てくる気がしてならない。

日本でこんな配合やったら未勝利突破に苦労するんだろうけどw


あと、サンデー系はどんどんヨーロッパ、特にフランスに輸出するべき。サンライズペガサスをフランスに輸出させる会でも作ろうかと思うw


次回、16回目は15回目に予定してたジョーカプチーノをたぶんやります。たぶん。
posted by ふみお。 at 04:33| Comment(2) | 海外所属馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

第14回…ユーディドイット


一ヶ月半振りの更新。

たまには更新しないといかんと思い、更新しようとしながら断念していたことも度々。

もう秋だし、そろそろまた更新を再開したいところ。


前回はフレールジャックを取り上げ。最後に取り上げたヴィルシーナが見事デビュー戦で勝利。やはり相性はいいらしい。

次回馬券に繋がるような話も書けるようにしたいところ。


ということで、第14回。500万所属馬ですね。


ユーディドイット(父バースタイン、母マルターズベイビー、母父テイルオブザキャット、母母父ウィズアプルーヴァル)


わざわざ取り上げたんだからある程度理由があるわけで。日本ではこの馬だけじゃないかな…


父はバーンスタイン。ゴスホークケンを出したストームキャット系。

母父はテイルオブザキャット。ストームキャット系のエース格になってきた感じもする。


ということなのですね。この馬、ストームキャットのクロスという日本ではかなりレアな血統でして。ストームキャットの2×3。濃いね。血量37.50%はあまりお目にかかれないけど、ストームキャットの2×3とか、アメリカでも何頭いるんだべ。

馬主がゴスホークケンと同じ『マルターズ』の藤田在子オーナー。アメリカからよく馬買ってくるけど、この人の買ってくる馬はちょっと見慣れない血統の馬が多い。


ユーディドイットはデビュー戦でダート1200ながら4角14番手から差し切る大味な競馬。で、次走揉まれてあっさり大敗。

いかにも『ストームキャットらしい』馬だと思う。


ゴスホークケンは母父がグランドスラムということもあって早熟だったけど、バーンスタイン自身は仕上がり早ではあるものの早熟タイプばかり出すわけではない。

ストームキャット系で母父アファームド、母母父ラウンドテーブルだとダート血統をイメージするけど、バーンスタイン自身アイルランドの短距離重賞勝ってるように、芝の短距離にも適性のある子が多い。実際最初繋養されてた時は芝重賞勝ち馬を多数出してる。

ただ、ユーディドイットは母父がテイルオブザキャット。テイルオブザキャットはダート指向が強い。海外だとジオポンティみたいな馬がいるけど、日本だとシゲルソウサイ、ケイアイジンジン、エイシンボーダンを出してる。母父だと多少芝をこなすけど、やっぱダート。

母母父ウィズアプルーヴァルはカロ経由のグレイソヴリン。もう母系でしか見ないね。


ストームキャット産駒っていうのは、とても揉まれ弱い。砂を被るとダメ、内枠だとダメ…色々と制約が付く。すんなり行ければ多少ハイペースになろうが粘り切る。母父に入ろうがオースミダイドウとか難しい馬が多い。

子孫もまあそんな馬が多く、アントニオマグナムとかエイシンボーダンなど、内枠に入った時点で切りという馬が目立つ。


そんなに揉まれ弱いストームキャットのクロス持ってりゃちょっと揉まれただけでアウトだわな。1番人気とか、怖すぎる…


今後ストームキャットクロスを持つ馬は日本でも増えてきそうだけど、人気に応えられないケースは目立つと思う。ただ、外枠に入った時は人気関係なく買っていいはず。まだ例が少なすぎるからなんともいいようがないが…


結論。『内枠に入ったらご愁傷さま。外枠に入ったらこんにちは。とにかく展開重視、揉まれないのがいつか考えて買う』といったあたりで。


次回は何を取り上げようか…ちょっと難しい題材でやろうかね。第15回はジョーカプチーノでいきます。
posted by ふみお。 at 20:49| Comment(0) | ヤ、ワ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月19日

第13回…フレールジャック


今まで取り上げたオープン馬はクリーン1頭だけ。

さすがにこれだとマズイな、ということで、まともなオープン馬をやろうと思う。

ディープインパクト産駒は良血揃いだけど、その中でもかなりの上物、世界的な良血。

そんな馬について考えていきたいと思う。


フレールジャック(父ディープインパクト、母ハルーワソング、母父ヌレイエフ、母母父ブラッシンググルーム)


今年のディープ牡馬の活躍馬で、世界的良血と言えば、ダノンバラードか、このフレールジャックだと思う。ダノンバラードやってもいいけど、アンブライドルドだと話が更に長くなる気がするから、フレールジャックでいきたい。


フレールジャックはここまで3戦3勝。すべて1800。直線の短い中山でどうかと思ったけど、楽に突き抜けた。条件戦からオープンと連勝した馬は初めてだし、外枠で勝った480キロ未満のディープ。色々ジンクス破ったな。


母ハルーワソングは、初仔ハルーワスウィートが5勝。その後の産駒は体質が弱くて走る馬が出なかったけど、ここにきてやっと真打ちを出した感。

ハルーワソングは未出走馬。ただし、母Morn of Songが超良血。つまりフレールジャックのおばあちゃんね。


Morn of Songの母は、Glorious Song。息子に、メイセイオペラを出した種牡馬グランドオペラ、大種牡馬ラーイ、ドバイワールドカップを勝ったシングスピール。

Glorious Songの兄弟に、タイキシャトルを出したデヴィルズバッグ、名種牡馬セイントバラード、ダノンバラードやフサイチセブンなどの活躍馬を出し続けているAngelic Song。


つまり、フレールジャックは、お母さんがラーイやシングスピールの姪、デヴィルズバッグとセイントバラードのいとこということになる。

この一族を輩出してるのが、世界的名牝バラード。バラード牝系にディープを付けたということで、ダノンバラードとフレールジャックは一緒。


ならフレールジャックとダノンバラードの違いは?ってことになるけど、ダノンバラードはバラードにヘイロー付けて、そこにミスプロ系アンブライドルドを付けて、そこにディープ。
フレールジャックはバラードにヘイロー付けたまでは一緒だけど、そこにブラッシンググルームを付けて、更にノーザンダンサー系ヌレイエフを付けたところに、ディープ。


どちらかと言うとダノンバラードのほうがダート的なにおいを感じる。

フレールジャックの場合、ヘイロー牝馬にブラッシンググルームを付けて重厚感を加えた後、ヌレイエフの硬めのスピードを足した牝馬にディープ。

ハルーワソングはブラッシンググルームを付けた分産駒の当たり外れが大きそうだけど、当たれば飛距離は大きい。ブラッシンググルームにヌレイエフだから先行型に出てもおかしくないけど、それを控えて斬れる型に出すのがディープインパクトの凄さだと思う。

バラード系は4歳になって本格化する馬が多いし、この馬も本格化は来年のはず。


ただ、バラード系はデヴィルズバッグとかが出てるように、良質のスピードを伝える。フレールジャック自身、ヘイローの3×4を持っているようにスピード>スタミナなのは間違いないはず。

さすがにマキャベリアン牝馬のハルーワスウィートほどの短距離型とは言わないけど、適距離は1600から2000あたりが守備範囲なのは間違いないはず。


1400独自のペースは合いそうもないけど、直線の長いコースの1600あたりが一番いいはず。

次走は神戸新聞杯みたいだけど、どう考えても長い。2400だと引っ掛かる気がしてならない。まず京都3000では買えんな。


結論。たぶん適距離はマイルから2000。ノーザンダンサーのクロスや母父ヌレイエフから、道悪は相当できるはず。ヘイロークロスを持ったバラード系だし、距離が持たないのは大体想像できる。本格化は来年、4歳から。高速決着には耐えられるタイプで、直線の坂は不問。直線が長いほうが良さそうといった感じですかね。



余談。ダノンバラード、フレールジャックは、バラード系の良質なスピードでヘイロークロスができるからこそ、ディープインパクト産駒の中でも軽さが強調されて走るんだと思う。

ちょっとPOGのお話。


今年もバラード系にディープを付けた2歳馬が3頭いる。
ダノンバラードの全弟もいる。ただ、アンブライドルドが出過ぎてる感。
母ファミリーバイブルっていう、どちらかというとダノンバラードに近い女の子がいるけど、母父サドラーでちょっと重い。

母ハルーワスウィート、つまりフレールジャックの姉の仔でヴィルシーナっていう女の子がいるけど、これはいいマイラーになりそう。ブラッシンググルームがどう出るか分からないけど、すでに入厩済み。
ただ、馬主が佐々木主浩なんだよなぁ…そこがネック。

この時期に入厩できるハルーワソング一族の牝だし、ある程度は走ってくれるとは思うんだけど。




さて、次回、第14回はちょっとアメリカ血統を。素質はあるだろうけど、騎手と血統がネック?ということで、ユーディドイットでいきましょうかね。また500万条件馬か…
posted by ふみお。 at 02:55| Comment(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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